外壁塗装ってどのくらいお金がかかるの?

塗り替えをしようと思ったとき、皆さんがいちばん気になるのはお金のことではないでしょうか? はじめて外壁塗装をする方なら、いくらぐらいになるのか知っておきたいですよね。見積もり項目、費用の相場を知って外壁塗装のだいたいの出費額を把握しておきましょう。

見積もり項目を知っておきましょう!

見積もりを見ても、記載内容がよくわからない…… 項目の抜け漏れがあるか確認したい……

外壁塗装工事の見積もりは、主に以下の内容で構成されています。抜け漏れがないか、それぞれにいくらかかるのかをしっかり確認しておきましょう。わからないことは遠慮せず質問して、業者に納得のいく説明をしてもらうと安心です。

見積もりの主な記載項目

塗料代、足場設置代、養生代、高圧洗浄代、下地調整代、施工費、諸経費

費用の相場を押さえておきましょう!

塗料は大きくアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素の4つに分けられます。メーカーやシリーズによって費用は異なりますが、相場は以下の通り。これより高い金額を提示された場合は、その業者は避けたほうが無難でしょう。

塗料ごとの特徴・耐用年数について くわしく知りたい方はこちら

塗装工事価格の目安

外壁塗装工事の種別価格

建物による工事価格表 シリコン塗装 フッ素塗料 ガイナ塗装
耐用年数10~15年 耐用年数15~20年 耐用年数10年~15年
30坪 65万円 85万円 97万円
35坪 70万円 90万円 115万円
40坪 75万円 95万円 131万円
  • 仮設足場・高圧洗浄・下地処理・養生・塗装(下塗り・中塗り・上塗り)・付帯する木部、鉄部・雨どいな含まれます。
  • フッ素塗装に日本ペイントのデュフロンファイン4Fセラミックは含まれません。
  • 外塀など建物に含まれない塗装工事は別途お見積もりになります。
  • 建物の坪数により塗装価格は変動します。あくまでも目安とお考えください。
  • 正式なお見積もりは現場を確認したのち提出いたします。

屋根塗装工事の種別単価

㎡数による
工事単価表
シリコン塗装 シリコン遮熱塗装 フッ遮熱素塗料 ガイナ塗装
耐用年数 5~8年 耐用年数 8~10年 耐用年数 10~15年 耐用年数 8~12年
1㎡当たり 2,800~3,200円 3,000~4,500円 3,500~4,500円 4,500~5,200円
  • 高圧洗浄、ケレン、下塗り、中塗、上塗、縁切り工事を含みます。
  • 傾斜が急な屋根は足場が必要です。足場料金は別途見積もりになります。
  • 【ガイナ】塗装の遮熱機能は、塗装色が白に近いほど高まります。

当社のシリコン塗装・ガイナ塗装工事価格価格

建坪30坪の当社シリコン外壁塗装工事価格

建坪30坪の当社シリコン屋根塗装工事価格

建坪30坪の当社ガイナ外壁塗装工事価格

建坪30坪の当社ガイナ屋根塗装工事価格

以下によくあるトラブル事例をご紹介します。

残念ながら、外壁塗装業者としてのルールを守らない業者も一部存在しています。相場より明らかに費用が安い場合は、どこかに落とし穴があるかもしれません。安さだけで選んで“安物買いの銭失い”にならないようにご注意ください。

【トラブル例1】メーカー指定どおり行わない

本来膜厚をつける塗料(鎖骨ローラー仕様)を通常塗装(ウールローラーで行う)など、メーカー使用どおり行わない業者がいます。
※膜厚をつける塗料は、ひび割れ防止用に使われる弾性塗料です。仮にウールローラーで塗装した場合、塗料代金の節約になりますが弾性性能はなくなってしまいます。
※通常の塗料を薄めてもほとんど塗料代金の節約にならず、仕上がりも悪くなってしまいます。

【トラブル例2】指定材料を使わない。

管理の厳しい現場では、塗料の搬入伝票の表示、搬入塗料の確認、写真撮影などを行います。しかし、一部の業者は現場管理を行わず、契約時の塗料が変更され、指定した塗料と別のものを使用されてしまうことがあります。そうなると期待する効果は出ず耐用年数より持たなくなる可能性があります。

【トラブル例3】手抜き工事

外壁、屋根:下塗り1回、上塗り1回
木部:下塗り1回、上塗り1回または下塗りなし、上塗り1~2回
鉄部:ケレンの手抜きまたは、錆止め1回、上塗り1回
などがあります。
※例1~3の工事を行うと、耐久年数の不足、塗膜の浮き、剥離などの現象が塗装1年目より起きやすくなります。

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